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カーテン王国 いんてりあ伸/オーダーカーテン・カーペット・インテリア
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じゅうたん・カーペットのページCURtet

カーペットの種類

カーペットとラグ

カーペットとは、一般的には繊維でできた床材のことを指し、住宅はもちろんホテルなどの商業施設でよく見られます。お部屋の雰囲気や用途に合わせて、お部屋いっぱいに敷き詰めたり、また小さめにサイズカットしてアクセントラグとして使うなど、希望のサイズにオーダーできるのが特徴です。
デザインは無地調のものが多く、お部屋の雰囲気やインテリアを選びません。
最近では安全性や保温性などが注目され、寝室・リビングにカーペットを採用するケースも多くなってきました。
一方、ラグはカーペットのひとつとして、空間サイズより小さくお部屋に置き敷きしたものを呼びます。
例えば140×200p、200×250pというように、あらかじめサイズが決まった既製のことを指します。
既製サイズのラグは、決められたサイズに合わせてデザインされており、カーペットよりもデザインバリエーションが豊かで、季節に合わせて敷き替える手軽さがあります。

製法による分類

カーペットは、ペルシア絨毯や中国段通などの手織絨毯をはじめ、一般の家庭に普及されているタフテッドなど 製造方法によって分類されます。

<手織絨毯>
緻密な美しい図柄と色彩が特長。
はるか昔、シルクロードによって世界中に伝わった手織絨毯は、その土地の風習や文化宗教により芸術まで高められた逸品として、今でも世界中の人々を魅了し続けています。
<ウィルトン織>
18世紀にイギリス・ウィルトンの町で織られたその名をとってウィルトンカーペットと呼ばれるようになりました。2色?5色のパイルを使用、パイル長はワイヤーの長さで決まります。
ホテルのロビーに使われるなど、装飾性・耐久性にすぐれています。
上下2枚を同時に織る、ダブルフェイスウィルトンもあります。
<アキスミンスター織>
18世紀にイギリスで開発され、その後、多色織物としてつくられ、ウィルトンの5色程度しか使えないものと区別して、アキスミンスターの名を使うようになりました。
使用できる色数が豊富で、華やかな柄物カーペットがつくれます。パイルの形状はカットパイルのみになります。
<平織>
JIS用語では「織物でつくったパイルのない織物」

綴れ織や三笠織の総称。
中近東や東ヨーロッパ、中央アジアなど世界各地で織られているキリムも綴れ織の敷物で、壁掛けやベッドカバーなどにも使われ、親しまれています。
<タフテッドカーペット>
 
 
私たちが今日、家庭の中でカーペットとよんでいるものは、ほとんどがタフテッドカーペットと言ってよい程に広く普及しています。
タフテッドカーペットは織るのではなく、基布にパイルを刺繍し植え付けてつくられており、カットやループ、パイルの高低差、柄の大小、敷き詰めや置き敷きなど、用途に応じた機種があり、テクスチャーも豊富です。
 
<フックドラグ>
あらかじめデザインが描かれた基布に、電動フックガンを使用してパイル糸を刺し込んでつくります。
総柄の多色表現ができ、カットやループ、違ったパイル素材を1枚のラグの中で使え、表情豊かな商品ができます。

 

テクスチャーによる分類

<カットタイプ>
カーペットの表面にあるパイルを切り揃えたものをカットタイプといいます。デザイン性にすぐれ、微妙な色合いの変化が楽しめます。
パイル長が25mm以上あるものをシャギーと呼び、パイルの長さや太さ、密度により名称も変わります。
<ループタイプ>
パイルを丸くループ上に仕上げたものをループタイプといいます。カットタイプに比べて、耐久性や歩行性にすぐれています。
パイルの高さが揃っているものをレベルループといいますが凹凸感を表現したハイ&ローループなどもあります。
<カット&ループ>
カットとループを組み合わせ、微妙なテクスチャーを表現したタイプのカーペットです。
凹凸感を表現したり柄を強調したりと変化に富んでいます。

 

カーペットの機能

はるか昔から、カーペットは生活道具の必需品として重宝されてきました。
近年、日本の住宅はフローリングが普及していますが、靴を脱いで暮らす日本人にとってカーペットは足が疲れにくく心地よくあたたかな床材としての価値は変わりありません。
人に優しい床材なのです。
(静かな環境に)
他の床材と比べて、カーペットは音が響きにくい床材です。
カーペットを使用することで、マンション住まいなど、階下に対しても配慮ができます。
また話声が響かないなど、音を吸音する効果もあります。
ほとんどのホテルの客室にカーペットが敷かれているのは、こういった効果が期待できるからです。

■遮音等級と生活実感の目安

遮音等級

集合住宅
としての等級
遮音性能の水準 生活実感、プライバシーの確保

LL-35

特級 遮音性能上特に優れている。 椅子の移動音、物の落下音などほとんど聞こえない
上階で物音がかすかにする程度。

LL-40

LL-45

1級 遮音性能上
優れている。
椅子の移動音、物の落下音など小さく聞こえる。
上階の生活が多少意識される状態。

LL-50

2級 遮音性能上
標準的である。
椅子の移動音、物の落下音などは
聞こえる。
上階の生活状況が意識される。

LL-55

2級 遮音性能上
標準的である。
椅子の移動音、物の落下音など発生音が気になる。
上階の生活行為がある程度わかる。

LL-60

3級 遮音性能上
やや劣る。
物の落下音など発生音がかなり
気になる。
上階の生活行為がわかる。

※日本建築学会による

(滑りにくく安全)

カーペットは他の床材と比べて滑りにくい床材です。ただしフローリングに置敷しているカーペットはカーペットそのものが滑りやすくなるので滑り止めシートを敷きましょう。
もし転倒しても、カーペットなら転倒時の衝撃を吸収してくれます。

(あたたかい)

カーペットはあたたかな床材です。
パイルの立体構造が空気をたっぷり含んでくれるので、冬の足元の冷え対策としておすすめします。
また保温・断熱効果が高いため、冷暖房に要するエネルギーを抑えることができ、省エネにも役立ちます。

(疲れにくい)

家事などで家の中を歩き回っていると、意外と足が疲れます。
カーペットは歩いた時の衝撃をクッションのように吸収してくれるので、疲れがたまりにくいのです。

より快適で心地よい生活をサポートするために、カーペットにはさまざまな機能や性能が付加されています。
ここでは、主なカーペットの機能、性能を紹介します。
見本帳やカタログ、サンプルをご覧になるとき、機能がひと目で分かるよう商品ごとにマークが掲載されています。
業界統一マークの他、各メーカーのオリジナルマークなどマークを見ながら商品選びの参考にしてください。

防炎
燃えにくいカーペットです。消防法施工規則に基づいた防炎性能試験に合格した商品には日本ファブリックス協会認定の防炎マークが付けられます。
制電
静電気を防止するので、ホコリもつきにくく不快なパチパチ感をやわらげます。
(静電気の感じ方には個人差があります)
防汚
汚れがつきにくい、または汚れがついても落ちやすいカーペットです。 キッチンやダイニングなどに最適です。
SR(ソイルリリース):繊維についた汚れを落としやすくしたもの
SG(ソイルガード):汚れを付きにくく加工したもの
遮音
遮音効果がすぐれ、静かな生活環境を実現します。クッション性にもすぐれています。
防ダニ
アレルギーの原因といわれる家庭内ダニの発生や温床を防ぎます。
ダニの増殖を抑制するものや、忌避加工を施しているカーペットがあります。
ホルムアルデヒド吸着
シックハウス症候群の要因といわれるホルムアルデヒドを吸着するカーペットです。
化学的に吸着するものと、ウールカーペットは繊維そのものにホルムアルデヒドを吸着する性質があります。


 

●カーペットの素材

カーペットにはさまざまな素材(繊維)が使われています。それら繊維の特長により
カーペットがもつ機能も変わります。 使用する場所や目的ごとに、カーペットを選ばれるとより快適な環境が実現します。

[天然繊維]

ウール

ウールは何千年もの昔からカーペット用の最適素材として紡がれて、織られてきました 
現在もなお、ウールはパイル糸の最高素材として揺るぎのない地位をしめています。
自然が生んだ素晴らしい繊維・ウールのもつ、さまざまな特長をご紹介します。

<ウールカーペットの主な特長>

室内の空気をキレイにする ウールに含まれるアミノ酸のひとつが、空気汚染のもととなるホルムアルデヒドと結合し吸着します。そのため、お部屋の空気をいつまでもキレイに保つことができます。
暖かさと涼しさを保つ ウール自体の熱伝導率が他の繊維とくらべて低いため、冬の外からの寒気を断ち、室内の暖かさを逃しません。
また、夏には冷房効果を高めることができます。
汚れにくく、汚れが落ちやすい 繊維の表面がエピキューティクルという薄い膜で覆われており、これらが水をはじくため、 汚れにくくシミがついても落ちやすい性質があります。毎日のお掃除も手軽で簡単です。
湿度を自然にコントロール 繊維の表面で湿気を吸ったり吐いたりしているため、湿度を充分に吸収してくれます。
湿気を吸い取っても表面はさらっとしたままなので、気持ちのいい手触りが持続します。
燃えにくく、安全・安心 ウールは繊維の中に多くの窒素や水分を含んでいます。
そのため、タバコの火を近づけても燃え広がらず、火を遠ざけると燃え止ります。

きれいに染まる 19種類ものアミノ酸でできているため、どんな染料もムラなく染まります。また、繊維の内側までしっかり染まるので、色落ちせずに深みのある色と光沢を保つことができます。
ふんわり柔らかい ウールは毛足にクリンプというちぢれがあり、それがねじれているため強力な弾力性をもっています。
家具などの押し跡が残りにくく、豊かな踏み心地を楽しめます。
音を吸収、快適音響 繊維と繊維が複雑に絡み合って空気の層をつくるため、雑音や騒音をある程度吸収してくれます。
階下への足音が気になるマンションや隣が近接しているお住まいにおすすめです。

<その他天然繊維の種類と特徴>

シルク 天然繊維の中でもっとも細く、独特の光沢、しなやかな肌触りなどの特長をもっています。また、保湿性、通気性など機能面でも優れています。
キャメル 手ざわりが柔らかく、大変強靭で軽いのが特長です。
毛と毛の間に空気を含んで盛り上がる性質があるので、保湿性・吸湿性・発散性に優れています。
アルパカ 天然繊維として使用される動物の中では最も毛が長く、手触りがなめらかで強さに優れています。
また、絹のような光沢や、軽さ、保湿性といった特長をもっています。
強度に優れ、硬く、丈夫なのが特長です。皮膚に触れたときの冷感がよくさわやかな感触を与えます。
また、熱伝導性にもっとも優れているので夏にぴったりの繊維といえます

[合成繊維、その他]

ポリエステル 摩擦に強く、シワになりにくく、形態安定性に優れています。
日光や薬品にも強く、カビや虫に侵されないことや、吸湿性が少ないため乾きが早いなどの特長ももっています。
合成繊維の中ではもっとも熱に強いといわれています。
ナイロン 他の繊維に比べて、屈曲弾性、摩擦強度が格段に優れており、耐久力があります。
その特性から、歩行量の多い廊下、階段、ホールなど、業務用途を中心に幅広く用いられています。
アクリル ふっくらとしてやわらかく、弾性や保湿性もあるのでウールに似た風合いをもっています。
また、吸水性が少ないので汚れが付着しにくく、薬品に強いのでカビや虫害も受けないという特長を持っています。
ポリプロピレン 強度に優れ、繊維の中でもっとも軽いのが特長です。
また、酸・アルカリなど化学薬品に強く、カビなどにも抵抗力があります
吸湿性がないため濡れても乾きやすい性質があります。


●カーペットの敷き方

カーペットは部屋いっぱいに敷き詰めたり、フローリングの上にラグのように置き敷きしたりなど使い方はさまざまです。

<敷詰め>
部屋いっぱいに敷き詰めることで、お部屋を広くみせることができます。
段差もなく、保温性も抜群。工事が必要なものと
既存の床の上にカーペットを敷く方法があります。
<置き敷き>
既存の床の上に、小さめのカーペットを敷く方法のことをいいます。
ひと回り小さく(例えば6畳サイズの部屋に3畳サイズのカーペットを)
敷いたり、ソファの前やダイニングテーブルの下
ベッドサイドなどに敷く方法などあります。

※カーペットの規格巾によっては、おつくりできない場合があります。

●オーダーカーペットの加工について

オーダーカーペットの良さは、希望のサイズに合わせてカットできること。
ソファなどの家具のサイズに合わせたり、円形やコタツ用に真ん中をくりぬくこともできます。
自分だけのオリジナルをつくれることが、最大の魅力です。


カーペットの仕上げ(縁かがり)について


●オーバーロック加工

本体のカーペットに合わせた専用の加工糸で縁かがりを施しますベーシックでありながら、美しい仕上がりになります。

●テープ加工

すっきりとした仕上がりが魅力です。
またちょっとアクセントをつけたい時に 本体と違う色で縁取ることもできます。 テープの幅は約1センチです。

●広巾テープ加工

仕上がり幅が約6センチの綿カラーボーダーカーペットの組み合わせです。
お好みのカーペットとカラーボーダーでラグがつくれます。
※組み合わせが出来るカーペットは限定されます。

※組み合わせにより、ボーダー部にシワの目立つ場合があります。